先日、防音相談で私のコンサルティング・防音設計が最後の砦と言われ、とてもプレッシャーを感じたが、信頼されたのだから喜ぶべきと思う。
*開業当初の事例でも同じことを言われた件:
専門業者が諦めたマンション防音
それはブログなどウェブページの記事やコンテンツをじっくり読まれた相談者が、実際の打ち合せの中やメールでの文中に評価されるのは、お世辞ではなく、必死で該当する専門家を探した結果の感想であった。
もちろん、方法論は専門家によって「音響・防音設計」の仕様やスタイルに違いはあるが、基本は共通しているものがある。
表現の仕方に差異はあれど、防音構造の基本は類似しているのが普通だと思うが、相談者に言わせると、大分違って見えるらしい。
一番異なるのが「薄いコンパクト防音」というコンセプトと「周波数特性やコインシデンス」に着目している点が目立つらしい。
自分では当たり前のことが、他の専門業者では違うようだ。
これは実績と分析力、現場からフィードバックさせて補正する能力の差だと思われる。
それと防音材メーカーの自己申告データを鵜呑みにしないことだ。
今年も国立での防音相談をメインに活動していく所存である。
2017.01.07