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防音マニアの実体験

防音と検索するといい加減な情報が結構多い。これは実体験に基づいたコンテンツじゃないからだと思う。私は防音体験(実話)と実例分析をネタに綴りたいと思います。

効果のない防音材

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効果のない防音材

実際にほとんど効果のない遮音シートのように製品の性能そのものに問題があるものも少なくないが、メーカーの施工要領そのものが間違っている製品もある。

その典型例が大手防音建材メーカーの厚さ6ミリ~9ミリの遮音ゴムマットの例である。
つなぎ目の処理が不十分なため、概ね250Hz以上の音が漏れている。

要するに大半の楽器の音や人の声など空気伝播音でさえ漏れているというお粗末なもの。

だから、既製品の防音材がすべて費用対効果が低いとは言えないのであり、むしろ施工方法が間違っていることが少なくない。

一方で、振動騒音に対して効果のない遮音材を重ねて施工することを推奨する建築士やメーカーが多いのも事実である。
その典型が遮音シート、鉛シート・ボードなど遮音パネルである。

当然だが、これらを床の防振対策に使用してもほとんど防音効果はない。

適材適所に適切な工法で防音対策を実施することが基本であることは言うまでもない。

正しい防音材を正しく活用すれば必ず防音効果は出るものである。
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プロフィール

HN:
かみなりおやじ
性別:
男性
職業:
自営業
自己紹介:
自宅マンションにて自室を防音工事し平成8年(1996年)より体感しながら経年変化や防音効果を観察している。仕事では木造住宅の防音室を手がけている。