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防音マニアの実体験

防音と検索するといい加減な情報が結構多い。これは実体験に基づいたコンテンツじゃないからだと思う。私は防音体験(実話)と実例分析をネタに綴りたいと思います。

防音材の安定供給が重要

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防音材の安定供給が重要

私の薄い防音構造を支えているのが防音材。木材や石膏ボード、市販の吸音材・吸音化粧板だけでは薄い防音構造を構築することはできない。

他の専門業者との差は、木材などの活用技術だけではなく、薄い高性能な遮音材と制振材の活用である。
これに加えて防音材と木材、その他一般建材を組み合わせて構築する音響・防音設計技術を適用して始めて成立する構造。

それが最近、市販品では高性能な製品が極めて少なくなり、私は10年以上前から特注品に主力を切り替え、コスト低減を図ることができた。

しかし、それらの製品を生産するメーカーは高齢化が進み、その一代限りで終わりになるようだ。
そこで別の取引先に後継の製品開発を進めてもらっているのだが、なかなか同じレベルまでにもっていくのが大変。

せめて、木造防音室や木造共同住宅の床に使用できる製品を目指している。現在開発中である。

材料メーカーと設計者の技術が相乗効果(音響・防音)を生み出すのである。
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プロフィール

HN:
かみなりおやじ
性別:
男性
職業:
自営業
自己紹介:
自宅マンションにて自室を防音工事し平成8年(1996年)より体感しながら経年変化や防音効果を観察している。仕事では木造住宅の防音室を手がけている。